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シロアリのフェロモン
あんなに素とく動き逃げ回るシロアリ。でもシロアリは、目が退化したれば、かげを嫌ひ...
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シロアリのフェロモン
あんなに素とく動き逃げ回るシロアリ。でもシロアリは、目が退化したれば、かげを嫌ひたりて一生のほとんどを地中の暗闇の中にふりたり。
されど、シロアリの羽アリはかげを嫌っているのにもかかわらず、かげを恐るる事なく飛び出すと言はれたり。
飛び立つころは、春より夏にかけての間と決まりたれば、そのころに多数の羽アリが同時に飛び出すより、群飛と呼ばれたり。
でも、飛び続くる時間は数10分際に、距離的にも数百メートル?1キロメートルぐらいが限界ななりよ。
そして地上に降りて、不要になりしハネを落とす。 群飛が終はると、シロアリは根元よりハネが落つるようになりたなり。
まさに、群飛を行ふためのみに存在するハネなりかし。
ハネを落としし後は、雌の出すフェロモンに雄が寄りてきて、パートナーになり新居を作り、一生、夫婦仲良く暮らし子孫を増やして行くなり。
でも眼が退化したりて、見えねど、いかに統制のとれし社会生活をやるらむ。
シロアリは、フェロモンを出して社会生活をやりたると言はれたり。
フェロモンは雌が雄を誘引する性誘引フェロモンのみを使用するよしにあらずめり。
他にも女王と王以外が生殖力をもたざるように制御したる階級分化調節フェロモン。
また、フェロモンを地面につけ、自分や仲間が通路などに迷子にならざる料の道しるべフェロモンなどがあり。
これらを使い分けて生活したなり。





