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シロアリの正体
シロアリと聞くと夏になると出でてくる虫に、木造家屋に棲みつきて木材を食ひ荒らす害...
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シロアリの正体
シロアリと聞くと夏になると出でてくる虫に、木造家屋に棲みつきて木材を食ひ荒らす害虫として嫌がられたる印象が多しかし。
でも良く考えてみるとシロアリの事は、あまり知らざる人が多しと思ふ。
さて、ここにはシロアリの事を詳しくことわらむ。
シロアリは、昆虫綱のゴキブリ目シロアリ科の総称に、かつて独立目のシロアリ目に分類されたりけり。
社会性の昆虫に植物の遺体などを食べ、熱帯地方を中心に陸上のほとんどの地域に存在したりて、不完全変態なれば幼虫は成虫とほぼ同じかげななり。
シロアリの成虫になるまでには、ニンフと言ふ有翅虫の前段階の幼虫になり、その後、羽アリに成虫の生殖虫になる。
そのシロアリの翅は、4枚ともほぼ同じ大きさをしたなり、そこより「等翅類」と名称されけり。
先際言ひしように人間にとりて木材を食べて生きたるシロアリは、人間にあまり好まれたらずめりかし。
されど、自然界におきてはいと不可欠なる存在のごとく、セルロースなどの分解に携わる仕事をするせちなる分解者ななり。
また、シロアリと黒アリの羽アリは、羽があるとなかなか判りがたしよかし。
それを見分くる料の、一番の方法なるとクロアリはこはき皮膚に覆はれたるが、シロアリは柔らかしと言ふ違いがあり。
でも触りて見るはうたてしよかし。その時は羽の影に見分くる方法もあり。
クロアリの羽は前の羽が大きなり、シロアリは4枚とも同じ大きさなればそれで見分くるも良しかし。





